南インド・ポンガルフェスティバルで一風"皮った"楽しみ方!?
- 菊池 希
- 2016年1月24日
- 読了時間: 2分
皆さま、こんにちは。8期の菊池と申します。
今日は私たちSIBOPが毎期訪れている、インド タミルナードゥ州の行事を紹介します。
毎年1月中旬に3日間、タミルナードゥ州の各地で開催される「ポンガルフェスティバル」。収穫祭とよく解釈されますが、日本の新年の賑わいによく似ているとも言われます。
通常、お粥を作ったり、牛やヤギにおめかししたり、観光や映画を楽しんだりする祭りなのですが、
今回紹介するのは【タミルナードゥ州 セビューガンパッティ村】でのポンガルフェスティバルです。この村では他の村にはない形でポンガルフェスティバルを楽しみます。
1月18日 “THE HINDU "Banana festival to show gratitude to God"
和訳(一部抜粋)
タミルナードゥ州 セビューガンパッティの住民は、ポンガルフェスティバルの一環として、スリ・ソライマライ・アジャガー寺において“バナナフェスティバル”を楽しみます。
バナナフェスティバルでは、寺内に大量のバナナを大勢の人が持ち寄り、寺の外に参列している人に向かってバナナが投げられます。そのバナナをキャッチすると来年豊作になると言われています。また外に参列している人々は、宗教・年齢を問わずに集まります。バナナフェスティバルは豊作を祈願するお祭りというだけでなく、異宗教徒同士の融和という役割も果たします。
さらにバナナフェスティバルは、セビューガンパッティ村にとどまらず、ディンディグル村、バンガロール、チェンナイなど、多方面から多くの人々が訪れるそうです。
いかがでしたか。南インドには暑い気候に負けない人々の熱気があります。バナナを投げるなんて何てユニークなんでしょう。
現在も農業が盛んな南インドの村々。その伝統を残しつつ、村の一角では外資企業が参入し始めているところも。
伝統、というのは特定の地域で生まれた尊いものだと思います。こうした伝統を日本に住む私たちが知り、このように発信する事は現地の伝統を語り継ぐ1つのメソッドかなと感じ、この記事を選びました。
読者の皆様はこのポンガルフェスティバルを聞いて、どのような印象を受けましたか?
参考記事URL
http://m.thehindu.com/news/cities/Madurai/banana-festival-to-show-gratitude-to-god/article8118308.ece

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